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マンション2階の窓周りから雨漏りがする!一部補修工事・塗装工事で改善 門真市

2024.04.30

マンション2階の窓周りから雨漏りがする!一部補修工事・塗装工事で改善 門真市
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地域   :門真市
建物の種類:RC造3階建て
築年数  :約30年
施工箇所 :外壁一部 2・3階部分
工事の種類:補修・塗装
作業人員 :約6人工

基本情報

工期
約3日間

施工内容

  1. クラック部のVカット
  2. サッシ周りのシーリングを撤去・打ち替え
  3. クラック部の樹脂モルタル成形処理
  4. 打継部のシーリングを打ち増し
  5. クラック部の塗装

大阪府門真市にて、マンション外壁(一部)の補修工事・塗装工事を行いました。
マンションはRC造3階建て、築30年です。
よく依頼をくださるマンションの管理会社様から、「マンションの2階の窓の周囲から雨漏りがある」とご相談をいただき、現場に伺いました。


室内の様子です。水気でクロス(壁紙)が浮き上がり、床にも水が染みています。


雨漏りがある2階のサッシ周りには、クラック(ひび割れ)が数箇所見られ、クラックは3階にも及んでいました。
工事の費用としては、2階と一緒に3階を施工してもあまり変わらない(3階もこのままでは雨漏りリスクがある)ので、2階+3階の補修工事を行うことを提案しました。
提案内容は、クラック部へのVカット+樹脂モルタル成形処理+塗装仕上げ、サッシ周りや打継目地へのシーリング処理などです。

今回の補修工事・塗装工事の流れ

まずは、クラックと雨漏りの関連性について、改めて少し解説しておきます。
クラックには、外壁の表面だけでおさまるクラックと、外壁を貫通するクラックの2つがあります。
雨漏りのリスクになるのは、後者の外壁を貫通するクラックのほうです。
RC(コンクリート)自体はほとんど水を吸わないですが、外壁を貫通するクラックがあると、そこに沿って水が入ってしまいます。
それでは以下で、今回のマンション外壁(一部)の補修工事・塗装工事の流れを説明します。


敷地内にバイク置き場があり、ここにはしごを立てて作業することが可能でした。

【1】クラック部のVカット


後の樹脂モルタルをしっかり充填できるように、クラック部のVカットを行いました。

【2】サッシ周りのシーリングを撤去・打ち替え


劣化していたサッシ周りのシーリングに、カッターを入れて、引き出して撤去しました。


シーリングの打ち替えを行いました。
なお、上部と左右のシーリングはしっかりしていたので、今回は下部だけの処理となります。

【3】クラック部の樹脂モルタル成形処理


先ほどVカットを行ったクラック部に、樹脂モルタルをしっかり詰めました。

【4】打継部のシーリングを打ち増し


外壁の打継部へは、シーリングの打ち増しを行いました。

【5】クラック部の塗装


樹脂モルタル成形処理を行ったクラックの補修部分へ、さらに塗装を行います(2層)。


塗装の仕上がりです。塗料が乾く前なので、周りと色が違って見えますが、乾くとほとんど同じになります。
今回は、乾くと艶消しになる塗料を用いたため、塗装したことがほとんど分からないくらい綺麗に馴染みました。
以上の工程をもって、今回の補修工事・塗装工事は完了です。

まとめ

工事の結果、無事に雨漏りは止まりました。
クラックやサッシ周りの劣化は、当社の実地調査によって判明したことで、依頼前にお客様が確認したところでは、分からなかったそうです。
雨漏りの原因が分かり、「さすがプロですね!」とお褒めの言葉をいただきました。

「小さなクラック程度で雨が入るの?」と疑問に思う人は多いですが、実際のところよく入ります。
今回のように築30年程度であれば、雨漏りが発生する「前」に、プロに外壁や屋上を見てもらうことが理想です。雨漏りが発生してしまうと内装が傷み、そのぶん修理費用が嵩んでしまいます。

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